話しちゃってもいいですか?

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  俺、豊嶋皆斗は今日も困っている。 まず、起きたら身体に鈍い痛みと所々に絆創膏や包帯が巻かれていた。 原因は分かっている だが、詳細等の話は今のところ止めておく。 何たって隣の部屋に原因の姉貴がいるから。 それから俺は痛い身体をゆっくりと動かし、なんとか制服を着て学校に逃げた。 そして教室に着いて気づくことは皆が俺を見てること。 その中にはまじまじと見てくる奴もいた。 つまりね? 俺は痛い身体を起こして、包帯も取らずに学校に向かったってこと。 俺は周りから見ればリンチにでもあったような格好で学校にきちまったってことさ… そりゃあ…まぁあれだ…こうなることになる。 コソコソ… 「あれ、喧嘩でもしたのかな…」 「でもあれはやられすぎじゃない?顔なんて痣でいっぱい…それに絆創膏だらけだし…」 「虐待とかか?警察に…」 ヤバい…どうしよう… これじゃあ本当に警察に連絡されちまうかも… よ、よし!弁解を… 「ち、違うんだ!!これはその…こ、転けたんだ!!虐待とかじゃねえから!!」 コソコソコソコソ… さらに俺が虐待されてると噂された。
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