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…しゃあね…謝っとくか
「すみません先輩。
…俺の身長が高くて」
うん、最初から分かってた。
俺…
この人で遊ぶの好きだわ。
「言った!!今さりげなく身長自慢をした!!こ、このヤロー!!」
先輩は少し泣き状態だった。
まぁ幸い放課後だから人気があまり無い。これならまずこの人が泣くのは見られないな。
じゃなきゃ俺が泣かしたみたいになるからな…
だがもうそろそろ本気に泣かしてしまいそうだ。
「まぁまぁ落ち着いてくださいよ先輩、冗談ですから」
とりあえず俺は怒る先輩を落ち着かせる
「む-…何か釈然としないが…まぁいいか」
わぁ…物分かりの良い人で良かった。
「ところでその傷はどうしたというんだ。包帯だらけじゃないか」
ぐ、せっかくその話から気を逸らしたってのに
まぁ俺は紳士だからな(笑)こんなことじゃ動揺はしないさ。逆に冷静になる
「ああ、まぁ気にしないでください。いつもの事なので」
「気にするなって…気になるじゃないか!」
「じゃあ気にならないでください」
「うーむ…
ふむ、…どーしても言いたくないのだな?」
「イエス」
「はぁ…全く…」
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