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『 お前等、おれ置いていっただろ? 』
「 どうせ、お嬢とやらしい事でもしてたんでしょ?悠眞さんの事だから 」
『 やましい事?キスしかしてねぇ 』
私は、部屋から出て1階のリビングに降りて行った 。
会話、丸聞こえなんだけど………
「 あ、お嬢。悠眞さんとのキスはどうでしたか? 」
『 っ/// 』
『 気持ち良かったって言えよ。 』
いったい何なの、この人達。
だいたい、悠眞があり得ない。
人に言うことじゃないでしょ、普通。
『 ちょっと変な事言わないでよ。みんなが誤解するでしょ? 』
『 でも、したじゃん。 』
私は、悠眞の手を引いて自分の部屋に連れてきた。
こうなったら分かるまで説教よ 。
『 ああいう事は普通、人に言わないの 』
『 馬鹿じゃねぇの?言わねぇと誰かがお前の事狙うだろ? 』
『 狙う訳ないじゃない。 』
悠眞は、膨大な溜め息を1つ、ついて私のベッドに横になった 。
人が説教してるのに…この人は、どうしてこんなにも自由気ままなのかしら…。
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