01章 『 武岡日常 』 

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      『 おい、カケル。 』 「 嘘っすよ。お嬢は悠眞さんしか無理なんすから。 」 カケルは、焼酎を持って3階にあがって行った。焼酎取りに2階来ただけなのね。 すぐ、突っ掛かるんだから……。 『 なあ、姫。機嫌なおった? 』 『 知らない 』 『 直せよ。これ、やるから 』 悠眞の手には、ネックレスがあった。 ダイヤかな?キラキラしてて綺麗。 『 これ私に、くれるの? 』 『 姫じゃなかったら誰にやんの? 』 悠眞は、そう言いながらネックレスを私の首につけてくれた。 うん、すごく可愛い。そして綺麗。 『 これで姫は、俺のね? 』 『 え? 』 『 ペアルックだから、それ 』 『 本当だっ!嬉しい。ありがと悠眞 』 『 じゃあ、寝ようか、姫 』 私は、悠眞に抱えられてベッドに寝かされた。ドキドキして寝れないんだけど…。 『 大丈夫だって、何もしねぇよ。おやすみ』と言って私の額にキスを落とした悠眞は、寝息を立ててスヤスヤと寝てしまった         ,
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