02章 『 家事分担 』 

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      朝ご飯を食べて食器を洗い終わった。 さあ、まだまだ沢山、家の事をしなければならない。 掃除に洗濯、街の見回りだってしなきゃ。 『 姫、洗濯は俺がやるよ 』 『 え? 』 『 姫には刺激が強いだろ? 』 刺激が…強い?何の事言ってるんだろう。 ただ、洗剤入れてボタン押せば終わるのになあ…。それのどこが刺激が強いの? 首を傾げる私に悠眞の顔が近付いてくる。 『 男の下着は、まだ刺激が強いだろ?姫はお子様だからな 』 『 っ/// 』 そういう事だったんですか。 悠眞さん…主語が無いので分かりません。 そして、そんな所まで考えてませんでした、私わ。 『 まあ、部屋掃除してこい。 』 『 言われなくても行きます 』 『 綺麗に掃除してやれよ? 』 『 分かってる 』 私は3階のガクの部屋に行った。 って……ガクの部屋、汚い。 プリントが散乱してるし、焼酎の入れ物も置いてるし。 でも、汚い部屋の方がやる気湧いてきた! よし、頑張ろっ         ,
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