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「 ガク、自分で作れ。お嬢もお疲れなんだぞ?それくらい分かれ 」
「 はい、すみません 」
ガクは、シュンとなりながらも、キッチンへ足を進めて行った。
ガクは文句も言わずに、何かを作る。
「 お嬢、ガクの奴がすみません 」
『 え? 』
何の事か分からない私にサクトさんは「さっきの事です」と付け加えた。
まあ、学校でもお腹すいたって教室に来るから、あれはあれで慣れてるんだけど。
それを言うときっと、ガクが怒られるので言わない事にした 。
『 あ、大丈夫です 』
「 それよりお嬢、最近お疲れの様ですし、ゆっくり休んで下さい 」
サクトさんは、気が利く人だなぁ、なんて感心しながら階段をあがって2階にある、自分の部屋に行く。
少しの間、寝てようかな。
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