01章 『 武岡日常 』 

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      どれくらい寝たんだろう。 部屋には、サクトさんが作った晩ごはんが置いてあった。  寝ていたようなので置いておきます  食べ終わったら部屋の前に置いてて  もらえるとありがたいです 。 こんなメモまで、サクトさんは本当に、凄い人だなって感心する。 私より4つも年上だからなのかな? 『 いっただきまー「ゴンッ、バタン」 私がご飯を食べようとした時、隣の部屋の扉を閉める音がした 。 隣の部屋は、赤城悠眞の部屋。 武岡家の1番目の舎弟さんで、喧嘩っぱやかったりする。でも私の1つ年上 『 悠眞、はいるよ? 』 『 姫樺か? 』 部屋に入って、まず目に入ったのは血だらけになった悠眞だった。 私は、何も聞かずに自分の部屋に戻り救急箱を取ってきた。         ,
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