愛すべき愚か者2

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愛すべき愚か者2

誰かを信じたり、誰かを愛したりすることは、本当に必要なことなのだろうか。 それは、俺の中でずいぶん前からずっと燻り続けている疑問だ。 それは、まるで火のように大きく燃え盛り、そうかと思えばまるで消し炭になってしまったかのように勢いを失う。 それでも、疑念の炎は、どんなに小さくなろうとも、決して消えることなく、俺の中に存在し続ける。
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