2.称号

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慌ててベッドから飛び出し、玄関のドアを開けると。 そこにはやはり、スクーターの姿が。 スクーター「おお、こんにちは(ニッコリ)」 目が合った途端、懐かしき天使の微笑みを浮かべるスクーター。 だがしかし。 スクーター「ていうか、なんでお前こんな時間に家にいるの?無職なの?」 あなた、やっぱり思考回路と言動ちょっと変わってるよ。 ということで、どうやら彼はコンビニで買ってきたお昼ご飯を軽く我が家で食していくつもりだったらしいのだが。 病欠であることをスクーターに説明完了。 その瞬間だった。 スクーター「馬鹿、早く言えよ」 私「!?!?」 突然、私の体をガシッ!とスクーターの両腕が包み込んできました。 私を2階の自部屋まで運ぼうとしている様子でした。
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