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半獣亮ちゃんを外に連れていく訳にはいかんから、
緑「猫になってこの鞄の中に入って?」
そしたら鞄からちょこっと顔出して服を一緒に見れるから。
黄「ん!」
緑「もちろん横山くんも付いてきてくれるやんな?」
笑顔で聞く。
そして半獣亮ちゃんも来てくれるの?を目をキラキラと輝かせて横山くんを見る。
こうすれば押しに弱い横山くんは来てくれるハズやから
黒「しゃーないな、」
やっぱり。
横山くんはええお兄ちゃんみたいや、
服屋さんまで横山くんの車で行くことが決定して、僕は猫亮ちゃんが入る鞄を用意して財布の中身を確認する。
その間、横山くんは車の用意。
緑「今月は、貧乏生活になりそうやな」
黄「にゃー?」
猫亮ちゃんになった亮ちゃんを抱き抱え、何でもないでーって笑って誤魔化す。
家を出て、車に乗り込む。
緑「ありがとうね、横山くん」
黄「にゃーっ」
黒「弟みたいなもんやしな、遠慮すんなや」
遠慮しようとは一回も思ったことないけど、本間に優しいなぁって思った。
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