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亮ちゃんと暮らして早1週間が過ぎました。 どうやら亮ちゃんは自分の意思で猫亮ちゃんになったり半獣亮ちゃんになったりできるみたいです。 殆んどの時間は半獣亮ちゃんで過ごして、人が来たら猫亮ちゃんになってやり過ごす生活になりつつあります、 耳や尻尾を生やした人間の姿を見られればアパートの住人や世間をお騒がせさせちゃうから、しゃーないことやし。 初めは嫌がったお風呂も、半獣状態やったら全く大丈夫やし。 ご飯も人間と同じようなもので大丈夫やから、すっごく助かってる。 まぁ、好き嫌いが激しいのは困ったもんやけど。 緑「亮ちゃん、今日のご飯は何が…」 黒「おーくらー!」 今、チャイムもなしに入ってきた人は管理人の横山くん。 ズカズカと家に入ってくるデリカシーのない大人。 緑「………亮ちゃん!」 早く猫になって!って気持ちを込めて名前を呼ぶ。
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