序章

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『私ほど、人類の未来に失望している人間はいない。』 藤倉流星・・・・・ 「.....何だこれ。」 『前原瑠嘉』 16歳 現役女子高生 毎朝届く新聞をなんとなく開いた。そしたら突然失望やらなんやら。朝から縁起が悪い.... てか、この人確かめちゃめちゃお金持ちの御曹司?かなんかじゃなかったっけ?そんな人が失望とは...世の中も腐ったもんだ。 こんな坊ちゃんより私の方がずっと....... 「瑠嘉ちゃーん!もう家をでないと遅刻しちゃいますよー!」 「はーい。おばさん行ってきまーす。」 「行ってらっしゃい!!気をつけてねー!!」 はぁ、ため息が出る。
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