第1章

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白い壁。 消毒液の香り漂うベッド。 カーテンからそそぐ日差しが気持ちいい。 このままうとうと... 「じゃ、ねーよ!!!!」 私はベッドから飛び起き状況の確認を急いだ。 どうやらここは病院らしい... なんか頭がずきずきする... 私、確か...頭を殴られて... 「やあやあ、やっと起きたかい」 どう考えても愛想笑いのいかにも刑事風の若い男がドアから入ってきた。 「まさか警察署の裏側に倒れているとはね....フッフッフッ」 〔男の言葉無視中...〕 誰だ、この若い男は?刑事なのか?いや騙されるな。こんな刑事らしい刑事なんてドラマの中の話。では誰だ?とにかく聞くか... 「「お前が犯人だ!」」 「「あんた誰!?」」 二人はほぼ同士に叫んだ。 二人は口を開けたまま固まった二人はお互いに指さしあった。 ガラガラッ 突然ドアが開いた。
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