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「……臭いな、純粋ではなく作られたマナか」
あいつらこんなの浴びていたのか……可哀想に……。
俺はマナが噴出している穴に刀を刺した。
すると穴の中から何かの断末魔が聞こえた。
刀を抜くとモグラのような動物の死体が出てきた。
「こいつもアイツの被害者か……」
俺はその死体を穴に埋め、ちょっとした墓を作った。
「あいつが迷惑かけたな。苦しかっただろう……ゆっくり休むといい」
そう隠れた。
あとから来た魔獣たちは、先ほどのやつらと様子が違う。
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