また…

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「大丈夫だ、だから早く返してやれ」 俺がそう言うと女は犬を放してあげた。 子犬は魔獣たちのところへ戻っていった。 「子供は返した、住処に帰ったらどうだ?」 グルルゥウウウ!! 「はぁ…襲い掛かるのは自由だが、今お前たちが死んだら誰がそいつを守ってやるんだ?」 魔獣たちは少しの間俺を睨みつけたが後ずさりした後いっせいに逃げていった。 「すごい…」
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