また…

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「お前も無闇に動物の子に触れるな…」 そう言うと俺はその場を立ち去ろうとした。 「あの...待って下さい!」 女が俺の前に立つ。 「…邪魔だ」 「命を救っていただいたお礼がしたいです」 「…」 女を避けて通ろうとしても目の前に女が立つ。 「家が近いんです。よければ今晩泊まっていきませんか」 「勘違いするな、お前を助けた覚えはない」 俺は女を避けて歩こうとした。
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