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ミ-ン
ミ-ン
ミンミンミン
ミーーン
ガヤガヤ
ガヤガヤ
「あいー」
「ん?」
「藍もカラオケ行くよね?」
「あっ!ごめん!約束あるんだ。」
「まぢか!」
「うん。じゃーね」
「藍、何であんなに急いでんだろ?」
「あー‘ツヨシ,だな」
「え?ツヨシ?」
「うん。この間までめぐがバイトしととこあるじゃん?そこのバイトのツヨシ君と付き合ってるんだってぇー」
「え?でも、30っしょー?」
「や、それがなんかめぐが言うには運命の人なんだってぇー」
そお
ツヨシは、
私の運命の人
本当に出会っちゃった
んだもん!
ミーーン
ミンミンミン
私は、早く会いたくて
走ってツヨシの車に
向かった。
「剛!」
「藍。おかえり」
私は、剛にむかって
微笑んだ。
「急がなくても良かったのに。汗だくじゃん」
「だって早く剛に会いたくて走ってきちゃった」
迷惑だったのかな?
「夏休みに入るからこれからいつでも会えるね!」
ミーーン
ミンミン
剛は、私の初めての
彼氏。
初めての本気の恋
たった一人の
運命の人
「家に送っていってあげる」
「うん。有難う!今日仕事だったでしょ?」
「きにすんな」
「有難う」
私は、家まで
送ってもらった。
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