プロローグ

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俺はこの時間はいつも目を閉じている。 キュッ キュッ キュッ キュッ 足音がだんだん大きくなっていく。 いつもならそろそろ止まってもいいはず。 しかし足音はさらに大きくなっていく。 キュッ 止まった。 恐る恐る目を開ける。 看守は俺の檻の前に立っていた。
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