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明紗は荷物を肩に下げ、さっき入ってきた扉に行った。
教室を出ようとしたら、平助に止められた
藤堂「おい。まだ授業あるぞ」
やっぱり、注意してきたな平助。
その性格変わってないなぁ
けど無視するがな
千鶴「そ、そうだよ。帰っちゃ駄目だよ」
そーだよな。
もし、千鶴がオレのこと知ってるんだったらいるけどな
でも、今は赤の他人なんだぜ千鶴
だから、さ
明紗「は?別に良いじゃん。アンタ達に関係ねぇ。
オレが授業に出ねぇとアンタ達に迷惑でもかかんの?ウゼェよ。オレに関わんな。」
本当にオレ近づかないで欲しいよ。
辛ぇからよ………
ナカ
千鶴達の記憶にオレは…………
存在しねぇから………
。
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