38人が本棚に入れています
本棚に追加
びっくりした。
なんでこの人は、授業もせずに此処へ来たんだろうか?
オレに何の用なんだろうか?
明紗「何の用っすか?土方先生」
土方「何の用ってお前…(呆)。河原、お前なんで学校は来てんのに授業出ねぇ?そろそろ出ねぇと成績に響くぞ」
そういうことか…
いや、だってさ、授業とかめんどくせぇじゃん
明紗「めんどくせぇからですよ。」
土方「ハァ…。それだけじゃ無さそうだかな。」
ため息されたし。しかも、意外と鋭かったりする?
そりゃさ~、元新撰組副長だし当たり前だけどさぁ~
それにしても早すぎだよな気づくの
明紗「そっすね。他に理由ありますよ。オレにとっては一番大事な事なんで」
出来れば今は話したくない
たとえ、とても大切な人だとしても。
土方「そうか。出来れば話して欲しいところだが、てめぇが聞くなっつー顔してるから聞かないでいてやる。」
良かった。流石、土方さん☆
土方「…が、いつかはいてもらうからな。その‘一番大事な事’ってやつを。」
土方さんはニヒルと笑いガシガシとオレの頭を乱暴に撫でた。
明紗「……はい。いつか言いますよ。アンタが望むなら」
オレは小さい声で返答し小さく笑った
。
最初のコメントを投稿しよう!