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(土方side)
俺は河原と話した後、中庭にいた
土方「意味がわかんねぇ」
なんだよ。最後の言葉…
笑顔見せんな、?
訳がわからねぇ。
つか、無理だっつの。人間だし
にしても、アイツ…
アイツの感情は何処にあるんだ?
話してみて、全く読めなかった
けど、何故か…
“懐かしさ”を感じた。
デジャブみたいな
アイツと俺…
何処かで会っていて、しかもかなり俺が信頼していた?
じゃあアイツは、
俺のなんだったんだ?
俺がさっきの事を深く考えていたとき、いきなり声がした
?「げっ。土方さん」
あ゛?
土方「総司…」
アイツまた、授業サボってやがる
沖田「こんなとこで何してるんですかぁ」
土方「それはこっちの質問だ。てめぇ総司、何サボってやがる。」
沖田「だって、面白くないんですもん」
はぁぁぁぁぁ。コイツだけは昔から何にも変わってねぇ
土方「お前なぁ(呆)」
沖田「…で、土方さんはここで何してるんですか?」
土方「ちょっと考え事だ。」
沖田「へぇ~。…何の?」
うわ、目がキラキラしてる…
しかもちゃっかり隣に座るなよ。
沖田「早く言ってくださいよ~」
土方「はぁ。河原のコトだよ」
沖田「えっ。土方さんって…まさか…」
イラッ
コイツ、やっぱり腹立つ
土方「違ぇ。俺はそんな趣味はねぇよ。ただ、俺は教師として考えててんだ。
まぁ、私情もあるけどよ」
沖田「ふ~ん」
興味なさげに沖田は頷いた
沖田「まぁ、私情ってコトなら僕にも分かります。アノ子何処かで会ったような気がしてたんですよねたぇ。“新撰組”の記憶に何かが物足りないモノとして」
確かに。
昔から俺の記憶も何か足らないような。俺にとって一番大事なコトを忘れているような感じだった。
沖田「でも、僕はもう。その物足りないモノがなんだか分かりましたし。
河原 明紗ちゃんが何者かって言うのも知ってますしね(笑)」
!!
総司は何かを知っている…
土方「どういうことだ?河原は何者だ?」
沖田「そんなの教えませんよ♪自分で考えてくださいよ~。
“新撰組の副長”をやってのけた土方さんならわかるでしょ~。」
土方「だから、考えてもわかんねぇから」
沖田「さ~てと、僕は教室に帰りま~す♪じゃあね~土方さん」
土方「あっ!おい!総司!」
総司は行ってしまった
河原…お前は何者だ?
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