プロローグ

3/7
前へ
/43ページ
次へ
「何と…」 「まぁ、人間位、私達が力を授ければ簡単に…」 最初は戸惑っていた神々だが、事情を話し、力を授ければ簡単な話。 そう思っていたのを最高神は見逃さない。 「ただし!!この話はしない事だ。そして能力は渡しても構わないが、魔王を超えるような力を授けた場合は、その神は候補から外させてもらう」 そうなると話は難しくなってきた。 ただの人間だとほとんどの場合異世界の魔物に殺される。 中途半端な力でも危ないし、与えすぎれば最高神になれなくなる。 それに、正義感が強すぎる転生者を送ってしまった場合、魔王をすぐに倒そうと躍起になり面白くないだろう。 逆に世間一般的に悪と見られている転生者なら魔王を倒さず、悪事に手を染める可能性がある。
/43ページ

最初のコメントを投稿しよう!

17人が本棚に入れています
本棚に追加