プロローグ

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「その場合はまた転生者を送ればいい。なぁに、人間なんて星のように増えている。掃除にはちょうどいいだろう」 非人道的に聞こえるが、人間は最高神が作った【モノ】 自分が作ったモノを壊そうがまた作ろうが、それは勝手なのだ、と彼は解釈していた。 「分かりました。私は参加させていただきます」 その一言を皮切りに 「俺も参加します!!」 「アタシもよ!!」 「私だって!!」 と、騒ぎ始めた。 権力のため 平和のため 独裁のため 神が持ってはいけない筈のたくさんの欲望が渦巻いていた。
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