プロローグ

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そんな中で、1人。 悲しそうに最高神を見つめている神がいた。 (あなたは、そんな人じゃなかったのに…) 人を愛し、人のために怒り、悲しんでいたはずの最高神が、なぜこう変わってしまったのだ? (願わくば…) 自分の感情を表に出さないよう、無表情を保ちながら、小さな声で発する。 「僕も…参加します」 (僕の選んだ転生者が、最高神を元に戻してくれますように) こうして彼は最高神を決める争いへと参加した。
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