先導者 櫂×アイ

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櫂くんは立ち上がり、僕に着いてくるように言う。 僕は後を追い掛け、「何処に行くの」と聞く。 櫂くんは「着いてくれば分かる」とだけ言い、そのまま歩を進める。 暫く着いていくと、見馴れない所まで来てしまった。 見馴れない場所だったり、目的地を知らされていないということもあり、段々不安になった僕は櫂くんに聞いてみた。 「櫂くん、此処どこ?」 「大丈夫だ、もうすぐ着く」
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