教訓2 人は信じちゃいけない

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「うわぁぁぁぁぁ」 とりあえず叫びながら俺は逃げた。 幸いここは森の中、あいつはデカいから簡単には追い付けないはずだ。 俺は走って走って走った。 木々を避けつつドラゴンから距離をとる。 一体どのくらい走っていたのか、目の前には洞窟があった。 「しめたっ!」 俺は洞窟の中に転がり込んだ。 洞窟の中は意外と広く、天井に穴が空いてるためかなかほんのり明るい。 「こんなとこがあったのか、まあ助かった」 奥のほうに行くと洞窟の中心らしきところに台座があった。 台座の中心には、剣が刺してある。 俺は不思議に思って近づくすると不思議な声が頭に聞こえてきた。 ――――力が欲しいか?欲しいならこの剣を抜いてみろ――― 「ッ!!」 突然聞こえてきた声にビビってしまった。 .
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