冷えた君の手と 幸村

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朝、登校時間。 自)「うわっ寒いねー!」 と言いながら白い息を吐いて 玄関から出てきたのは 最近付き合い始めた俺の彼女。 幸)「おはよう」 自)「うん!おはよう」 微笑む彼女は 本当に可愛いと思う。 付き合いはじめてから 朝、一緒に登校するのは もう日課になっていた。 **も最初は遠慮してたけど 今ではすでに当たり前に なりつつある。 そんな、いつもの登校時間。 自)「あ、ブン太くんだ。 おはよー!寒いねー」 丸)「ん?あぁ、はよ ってかお前手袋は?」 自)「忘れてきちゃったー」 丸)「はぁ?こんなに 寒いのに!?バカだなー!」 自)「笑うことないじゃん! バカじゃないしー!」 いー、なんて言って反抗する **は凄く微笑ましい。 …けど、ブン太。 少し馴れ馴れしくないかい? 確かに**とは幼馴染み だって聞いていたけど…。 .
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