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[Love2pt]奏でる片思いの同志たち
幸嬉と樹里が見つめ合う時間は過ぎようとしていた…。
幸嬉&樹里:…あの~。
幸嬉&樹里:ハッ! どうぞどうぞ。(。。;)
樹里:いえ!どうぞ。
幸嬉:えっ??いいの?
典雅:(えっ!?言うんかい!! 男気ってもんがねぇ~( ̄▽ ̄;)))
樹里:えぇ…どうぞ。
幸嬉:じゃ!ご遠慮なく。 …実は前に一回だけキミを見つめ合ったことがあったんだ。
樹里:えっ…?
幸嬉:その時 キミはオレを見て手を振ってくれた…。オレもキミに手を振った。あの時は 何故か不思議な気持ちだった…。
樹里:そんなことがあったんだ…。
美咲:樹里~!先生がお呼びだよ。
樹里:はい!結城先輩。今 行きます!ごめんね(>_<)
幸嬉:あっ…。
美咲:ごめん…お邪魔だった??
幸嬉:いえっ…そんなことありません。
美咲:そう…。
幸嬉:…行っちゃった。
典雅:追えばよかったのに…。
幸嬉:えっ?その必要はないさ。 同じ中学校にいるから いつだって出会えるさ!
典雅:(少笑)…そうだな。
夜が来た。
樹里の家
樹里:………。
(回想)
幸嬉:オレはキミと見つめ合った時があったんだ。
キミがオレを見て手を振ってくれたから オレもキミに手を振った。
樹里:そんなことがあったのかな…?………
(回想)
幼少の幸嬉が浮かび上がる…。
樹里:あっ!あの時??思い出したわ!!
樹里はやっと思い出したみたいだ。果たして…幸嬉は樹里を彼女に出来るのだろうか。
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