第1章

7/8
前へ
/30ページ
次へ
落ちる子供の腕を掴み引き寄せた。 しかし 支えることが出来ずそのまま子どもと共に階段へと投げ出された。  聖は子どもを庇うようにそのまま階段を転げ落ちていった。  それに気付いた子たちはは急いで聖に駆け寄った。 「「キャァーーーー」」 聖は階段の踊り場に頭から大量の血を流して倒れていた。 「氷崎さんっ、氷崎さん・・・」 「しっかりしてっ、氷崎さん・・・」 「うわぁ~~~~ん」 聖が助けた子供は聖の腕の中で大声を上げて泣いていた。
/30ページ

最初のコメントを投稿しよう!

71人が本棚に入れています
本棚に追加