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落ちる子供の腕を掴み引き寄せた。
しかし
支えることが出来ずそのまま子どもと共に階段へと投げ出された。
聖は子どもを庇うようにそのまま階段を転げ落ちていった。
それに気付いた子たちはは急いで聖に駆け寄った。
「「キャァーーーー」」
聖は階段の踊り場に頭から大量の血を流して倒れていた。
「氷崎さんっ、氷崎さん・・・」
「しっかりしてっ、氷崎さん・・・」
「うわぁ~~~~ん」
聖が助けた子供は聖の腕の中で大声を上げて泣いていた。
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