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気が付くとなにもない真っ白な空間にいた。
そこは上も下もない場所。
「・・・・・・ ここどこだろ」
「・・・・・・私、死んだのかな」
「いいえ」
「・・・・・・!」
返事が返ってくるとは思ってなかった聖
「貴方は死んでなどいないわ、でもこのまま帰すわけにはいかないの。」
「...ナ..ゼ......」
急激に意識が薄れ始めた。
もう目を開けておくことすら出来なかった。
「貴方を.....」
最後まで聞くことなく聖の意識は途切れた。
意識が途切れたときそこに聖の姿はなかった。
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