第2章

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気が付くとなにもない真っ白な空間にいた。 そこは上も下もない場所。 「・・・・・・ ここどこだろ」 「・・・・・・私、死んだのかな」 「いいえ」 「・・・・・・!」 返事が返ってくるとは思ってなかった聖 「貴方は死んでなどいないわ、でもこのまま帰すわけにはいかないの。」 「...ナ..ゼ......」 急激に意識が薄れ始めた。 もう目を開けておくことすら出来なかった。 「貴方を.....」 最後まで聞くことなく聖の意識は途切れた。 意識が途切れたときそこに聖の姿はなかった。
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