始まり~Start~

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気付くと俺は光の中にいた。 見渡す限り真っ白な世界。 すると突如、世界が反転し、体が下に引っ張られた。 「・・・!!」 息が詰まり、叫ぶ事さえ出来ず、 しかも頭から落ちていく様な感覚がある。 そして、自身も視界も全てが崩壊仕掛けたとき、 「・・・・・ロ・・・・・ゼロ!」 目が覚めた。 「またあの夢か・・・」 ゆっくりと体を起こすと、目の前に俺を心配そうに見つめる青い髪の美少女がいた。 美が付くだけあってドキドキする。 いつになっても慣れないこのパターン。 「大丈夫?うなされてたみたいだけど」 「すまん。また変な夢をみてな」 ここ最近こんな事が続いている。
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