2人が本棚に入れています
本棚に追加
結局その後、どうしても料理がしたいという楓の意志に逆らうことが出来ずに、冷蔵庫の中にある食材を用いて調理が始まった。
調理が終わるまで待っていろと言われ、リビングでバラエティ番組を見る俺。
しばらくすると……
楓「おまたせ♪」
少しテンション高めな楓が鍋を持ってリビングに現れた。
晴「お、鍋か」
楓「そうだけど……嫌?」
晴「中身による」
楓「き、キムチ鍋」
晴「ふつーに食えるもんか。安心した」
闇鍋とか言い始めたらはっ倒そうかと思った。
その後、試食。
脇で楓がじっと俺の反応を気にしている中、一口目を口に運んだ。
楓「……どう?」
楓はこちらを気にしている。
晴「……うまいじゃん」
あの毒盛り弁当が嘘のようだ。
楓「で、でしょー?// あ、当たり前よね。たくさんれんしゅ――じゃなくて……」
何か知らんが慌てふためいている。
最初のコメントを投稿しよう!