その3、遅れてきた女の子

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彼の名はヴェン。 ヴェン・ストーンズ。 学園の近くに住んでいるが、親元を離れたいとのことで寮に移ったそうだ。 気さくでいい友人になれそうだ。 しばらくすると俺とヴェンの他に、もう一人男子が来た。 入学式はとにかく人が多くて人の顔などまともに見れていなかったから、こんなやついたのかって感じで見ていた。 すると女子の方がざわつき始めた。 「え? ちょ、アノ子カッコよくない?」 「美形って感じ」 「少しちっちゃいけど、かっこいい!」 おいおい……。 きたよ……。 イケメン様が。 『チッ』 俺は激しく舌打ちした。 横にいたヴェンもした。 ヴ「リア充は許せんぞ」 晴「同意見だ」 気が合う仲間ゲットだぜ!
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