告白

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あたし達が踏み越えなかった昨日までの関係には戻れないけど、踏み出せた事は二人にとっていい方向へと導くはず。 帰り道あたしはじゃれるように純ちゃんの腕にすり寄った。 見上げれば優しい笑顔であたしを見下ろす。 君の隣に並んでいたのに 今までもいたのに 心が通い合ってこの場所に居られるのは 幸せなんだなって手の温もりを再確認する。 「今日は家でご飯食べる日?」 「うん その前に俺んち寄る?」 「何で?」 「何でって 聞かずとも解るでしょう」 くいっと腕を引寄せられ純ちゃんは頬にキスをしてきた。 「いっ……ま」 私は繋がれていない方の手で頬を押さえて抗議をする。 純ちゃんはべっと小さく舌を出してにやりと笑った。 君の隣は居心地…………良い? END
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