アキラ

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「でも、もうこれで最期だ。 受け取れ、月王」 明の手から月王の手へ、何かが流れ込んで来る。 その何かは見える訳ではないが感覚が捉える。 「明、これは……」 見上げた明の顔は既に光に包まれていて、 「じゃあな」 そう言って満面の笑みを見せ…… 消えた……
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