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「目が見えない……
それが……仲間を集めてる事に何か関係しているのか?」
驚きで攻撃をかわされたショックも忘れ、ふと芽生えた疑問をぶつける。
「どうなんだろう?」
はぐらかす琉那に苛立ち、
「何がしたいんだ!」
怒鳴りつける。
「まぁ、昼は奴隷の如く夜は華やかに……
って感じかな」
琉那は笑いながらそう言って月王の肩をポンと叩く。
その刹那、
「うわーーーっ!」
月王の体に何かが流れ込み、両つま先が今までにない強烈な輝きを放ち出す。
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