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ご飯食べさせなきゃ
帰ってくれなそうだから
仕方なくご飯を用意し
食べたらすぐに追い出そうと
していたのに
今はなぜかもう少し
話がしたかった
「ヤバイ彼氏いるのに」
千尋はお皿を洗いながら
無意識に口に出していた
「怒られる?」
気付けば赤石さんは
千尋の背後に立っていた
「ひゃぁ」
ガシャバリン
びっくりした千尋は
お皿を一枚割ってしまった
「ゴメン大丈夫?」
「大丈夫です。あっ」
よく見ると千尋の指から
血がでていた
「ゴメン絆創膏とってくる」
赤石さんはすごい勢いで
自分の部屋に帰っていた
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