序章

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現在、この世界の各地ではとんでもない事が行われていた。 どんな行いも関係ない、大人も子供も、善人も悪人も、男性も女性も、貧富の差も、立場の差も関係ない。 ただ、ただ[太っている]それだけで人びとは不当な暴力のまとになってしまっていたのだ。 それは「デブ狩り」と呼ばれていた。 それはいつから始まったのか定かではない。気がついたら始まっていた。 それはどこからやってきたかわからない。気がつけば行われていた。 それはいつ終わるかわからない。それでもいわゆるデブ達は増え続けていった…。
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