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「ク○リア充共め、所かまわずいちゃつきやがって。あれですか、非リア達への見せつけですか。忌々しい、爆発しろ」
そう呟きながら俺、『伊庭 雅也』はゲームショップへ向かう。
今朝、持っているゲームを全部フルコンしたために何もする事が無くなった所為だ。
俺が廃人なニートと化して早二年。
滅多に家からも出ず、カレンダーもなく、暇さえあればゲームばかりしている所為か曜日や日付さえもあやふやだ。
しかし今日は何の日かは分かる。
町のあちらこちらに乱立する緑の柱。
真昼と化した夜。
あちらこちらをたむろするリア充共。
間違いない。
クリスマスだ。
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