現実

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そうやってタイプじゃない男を押し付ける癖よくないと思うけど なんてお説教するべきかなとあたしが考えてると 「それにあたし今気になる人いるし」 なながとんでもない事を言い出した だからあたしは 「はぁ?!どういうことよ?!」 思わず大声で叫んでしまった 結果、もちょっと静かになさいよとななから棘のある言葉をいただく羽目になった 「誰のせいだと思ってんのよ・・・」 そう小さく反撃してみようと試みたが、黙っておくことにした 「まあ、その相手ってのがそいつの友達でさ」 ななは話し出した 「その人、諒っていうんだけどさ顔が子犬っぽくてかわいいんだよー! バスケ部だし!」 そうそう、あいつもバスケ部なんだけどね そう言いながら携帯の画面を私に向けた
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