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「はーい。みんな揃ってるね。始業式以来かしら。改めて自己紹介するわね」
そういうとホワイトボードにマーカーで字を書く。
「はいっ。改めまして2組の担任になりました。シルビア・マクレガーです。資格取得に向けて1年間がんばっていきましょう!じゃあ出席とろうかしら。」
そういって出席簿を手に取る。
シルビア「えーアッシュ!アッシュ・フェイド!あれ?来てないのアッシュー?」
そういって教室を見るが誰も返事しない。
すると一番後ろの席から
シャカシャカと音楽プレーヤーから漏れる音楽が聴こえた。
シルビア「はぁ…あいつは…」
アッシュと思われる生徒の元にいく。
オレンジ色の髪に両耳はピアスだらけの生徒だ。
シルビア「アッシュ!!!!」
アッシュと思われる生徒は顔を上げてイヤフォンを外した。
アッシュ「おー?シルビア先生じゃん。おひさー。ん?担任ってシルビア先生なの?1年のとき以来だなぁー今年もよろしく」
シルビア「あんたねー、新学期そうそう音楽きいてるんじゃないわよ。そんなんじゃーどこの剣士団にも入れないわよ?それどころか資格とれるかすら分からないわよー?」
アッシュ「まぁまぁそんな怒りなさんな。大丈夫だよ大丈夫」
シルビア「はぁ…もう3年生なんだから、しっかりしてよー?」
少しため息をつきながら
教卓に戻る。
ちなみにアッシュが
この物語の主人公である。
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