第二章 勧誘 ジャージ部

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それは【一】の一言から始まった。 「部員を…集める!!」 「はぁ?もう集まってるだろ?」 相変わらずこいつは唐突にワケわからない事を言う。 「フム、実は来月大会があるのだが…我々はマネージャー【メガネ】を入れても四人しかいない。」 「足りないのか?」 ってか本当にジャージ部大会あったのか…全く全国に何人変人がいたら気がすむんだ… 「まぁそれもあるが…部活と認められるには最低5人は部員がいる。今は先生方の好意(また無茶苦茶しました。テヘペロ)で何とか部と認められているが、そろそろ後一人は欲しいな!」 そうか…先生の好意(また無茶苦茶しやがったなテヘペロじゃねーよ)だったのか…先生いらねー事してんじゃねーよ 「ってもいきなりどうやって集めるんだ?」 ちなみに【一香】と【彩乃】は少し事情があって入れないのだが…それはまた別の話し。 「フム、われに策あり」 そう言うと【一】はニヤリと不気味に笑う。 「そっその策とは…」 この異様な緊張感に【皆】は唾を飲み込みながら【一】の策に耳を傾けた 「それはなんかジャージI NGファイトができそうなやつをさがすわよ」 「な、なにも秘策じゃね」 そういったおれの気持ちとは裏腹に二人の変人達は… 「すごいよー、天才だよ【一】ちゃん」 「すごすぎます部長」 お前らあの策の何処がスゴいんだ…そして【一】そのどや顔はなんだ 「今日の部活は新部員さがしよ」 そうして部長のなにも考えていない策によりいるはずのない新部員探しがはじまった。
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