第一章 活動ジャージ部

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そう言うと【一】は高速で足を動かし始め、一のジャージから煙りがあがりはじめる「みなさい!!これが私の…」 『でるのか【一】の得意技が!!』 え?これってファイヤーフットじゃね!!という俺のつぶやきをかきけすほどの大声で「一」は叫んだ 「ファイヤーキックよ!! なるほどあれが「一」のジャー技か…ってやっぱりファイヤーキックだ、ってゆうかもろパクリだろ 『突然の【皆】のツッコミにより驚いた【飛来】選手に動揺がぁ!』 いやいや、さっきから色々とツッコンでたよね!!! 『黙れ雑用…』 このくそメガネがぁ!!! 【一】が放ったファイヤーキックは見事に【飛来】の側頭部をとらえたその一撃は【飛来】の意識を奪うには十分であった 「ん?案外やればできるものだな、まぁいいメガネ、ロープをもってこい」 『わかりました部長!!』 いやいや絶対にわざとだろ、っていうかロープ!? 【一】は【メガネ】の持ってきたロープで【飛来】の手足を縛りはじめた 「さぁ一枚一枚脱がしていこうか」 おいそれはやりすぎだろ… 俺の思いが届いたのかはわからないが突然に【一】は突然に 「とまぁ冗談はおいといてこれで模擬実戦は私の勝ちだな【メガネ】」 『【飛来】選手気絶により勝者【一】選手』 【メガネ】のコールにより模擬実戦は終わりを告げた 模擬実戦も終わりしばし時がたったとき【飛来】が目覚めた 「【一】ちゃんひどいよ」 「すまんすまんわざとじゃないのよ、さぁ今日の活動はこれくらいでおわりよ」 こうして長いジャージ部の活動が終わり俺達はそれぞれも家に帰っていった 我が家は幸か不幸か父親はスポーツブランドの会社の社長であり母親と一緒に海外くらしであり 「はぁ、今日もあの変人達は…ただいま」 「おかえり」 「おかえりなのじゃ」 この二人はジャージフェチと言ったジャージ部に入った方がいい、いやむしろ俺のかわりに入って欲しい、というジャージ部の奴らと同じ素晴らしき変人である 「ただいま…えっと名前なんだっけ?」
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