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とりあえず少女の所まで、ボルトなんて目じゃない、ってくらいの速度で行き、後ろに迫っていた何かを殴る。
殴れる。ということは実体があるのか。
「大丈夫ですか?」
何かが起き上がって来る様子がないので、少女に声をかけた。
「あ、はい」
自分の才能に感謝した。先ほどまではあまり顔が見えなかったが、今はよく見える。
ちょっとつり目で、やや童顔。ここまで、ど真ん中とは。
流石だ。
夢の中で、こんな美少女とテンプレの出会いを果たすとは。
「後ろ!」
少女の声に反応して振り向く。
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