異世界

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「あの…」 地面に横になろうとした時、後ろから声がした。 振り返ると、美少女がいた。 そう言えば、この子を助けようとしてたんだっけ。すっかり忘れてた。 「先程はどうもありがとうございました」 深々と頭を下げる美少女。 「いえ、人として当然のことをしたまでです」 「お暇でしたら、お礼に今晩我が家に来ませんか?腕によりをかけておもてなしいたします」 「ではお言葉に甘えて」 「私、ミラと言います」 「俺は沙矢田蓮葉です」 「沙矢田蓮葉さんですか。蓮葉さんってお呼びしてもよろしいでしょうか」 「はい」 なんかポンポンと話が進んで行くな。夢だから仕方がないか。
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