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声が出なくなった。 何これ!? そのまま上がって行き、女性の前まで行った。 20代前半のバリバリのキャリアウーマン、って感じの美人だった。 女性の周りには様々なホログラフが浮かんでいて、それを両手で操作している。 どうやら、仕事中らしい。 その女性がこっちを見ずに、話し掛けてきた。 「沙矢田蓮葉。俺は第18762世界、通称『ルナタイフ』の神だ。お前は死んだ。まぁ、詳しくはこれを聞け」 よくわからない説明が終わると共に、女性が俺を指差す。 すると、頭の中で変な声が響いてきた。
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