Next stage①

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「あ……」 アメリアが小さく声を漏らした。 「どうしたの?」 「さっきの声…お父さんに似てた……気のせいかな?」 僕はアメリアのお父さんには2・3回しか会ったことがないので分からなかったけど…いつもニコニコしていて優しそうな印象は持っていた。 レッドとブルーは違ったし……顔が出てないのはグリーンとブラック……まさかね。 でも僕も気になる人がいるんだ。画面に写れば確信が持てるんだけれど…… 再び画面を見るとピンクは右手を頬に当てニヤリとし 『はあ……綾乃も困った人ね』 『どういう事よ』 『分かっているのよ、私がこれで更に人気がでてしまうのが恐いんでしょ?』   『はあ?』 『嫉妬ね』 『なっ!?そんなんじゃないわよ!自意識過剰すぎるわよ!!』 『フフ…自意識過剰?そう言う綾乃は自信ないわよねぇ。』 『あ、あるわよ!今日はちゃんとメイクしてないし、か、髪もボサボサだから…それに私は裏方だから…』 
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