1人が本棚に入れています
本棚に追加
スイッチを入れると作動音が鳴り液晶パネルが光り出した………『再生』の表示を指で押す…………
『カメラ回しま~す。3・2・1……』
『や、やあ、国民の皆さん。キルレッドです。我々キルレンジャーは皆さんの平和な日常を維持する為日夜活動しています。では私と共に戦っているレンジャーの仲間を紹介します。』
正面を向いて語るガッチリした体格の男。キルレッドって言ったな。
『カット!レッドさん表情が堅すぎるよ』
『う゛……すまん』
『もっとリラックスして、リラックス。もう一回いきま~す』
レッドはなんとも引きつって苦い顔をしていた。どうしたんだろう?
『悪いが他の奴からにしてくれ。俺は後でいい』
そう言ってレッドはスゴスゴ画面から消えていった。
あ、こういうの苦手なんだ。
最初のコメントを投稿しよう!