Next stage①

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スイッチを入れると作動音が鳴り液晶パネルが光り出した………『再生』の表示を指で押す………… 『カメラ回しま~す。3・2・1……』 『や、やあ、国民の皆さん。キルレッドです。我々キルレンジャーは皆さんの平和な日常を維持する為日夜活動しています。では私と共に戦っているレンジャーの仲間を紹介します。』 正面を向いて語るガッチリした体格の男。キルレッドって言ったな。 『カット!レッドさん表情が堅すぎるよ』     『う゛……すまん』 『もっとリラックスして、リラックス。もう一回いきま~す』 レッドはなんとも引きつって苦い顔をしていた。どうしたんだろう? 『悪いが他の奴からにしてくれ。俺は後でいい』 そう言ってレッドはスゴスゴ画面から消えていった。 あ、こういうの苦手なんだ。
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