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『カット!イエローどうしたの!?もう少しで撮り終えたのに?』
イエローは涙目になって
『ふぇ…は、恥ずかしいよ……綾乃さん』
『何言ってんのよ!イエローは可愛さしか取り得ないんだから、低年齢層にアピールするのよ!さあもう一回やるわよ、次しくじったら衣装もフリフリのプリティーなの着て歌のお姉さんよろしく的なのしてもらうからね!』
『イヤ!それだけはいやぁ!!』
首を大きく左右に振る。本当に嫌そうだ。
『綾乃さん、ちょっとイエローに厳し過ぎじゃないか!?』
『せからしか!グリーンそんな事言うならイエローの後ろで着ぐるみ着て踊ってもらってもよかとよ!』
『むちゃくちゃだ……』
何かこの綾乃って人恐いな…怒ると変な言葉使うし……あれ?これって……
『まあまあ綾乃、みんなNGだからってイエローに当たんないの。みてなさい、私が一発OK出してあげるから』
『ピンク…』
ピンクと思われる女性が画面からイエローを押し出す。彼女はイエローとは対象的で少し目のつり上がったお姉様タイプだ。
『イエロー、お子ちゃまなあなたには出来ない大人の魅力をよ~く見ておきなさい』
『ム~ッ』
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