゚*。02。*゚

3/3
前へ
/79ページ
次へ
「おーさみー!!冬キライ。」 「昔から、ほんっっっと!キライだよねー(笑)」 「あのなあ…。冬が好きな奴なんてこの世には存在しないんだよ。」 「俺は、好きだぞー!!!!」 どーん!っと後ろから燐にぶつかって来たのは、燐の親友の賢くんだった。 「~~~~っ!賢!!」 「怠そうに歩いてんなよ!渚ちゃんおはよ!」 「アハハハハっ!賢くんおはよ。」 賢くんはすごいモテる顔立ちだった。 いつも彼女はいたけど、すぐに別れていた。 「賢くんは、冬が好きなの?」 「うん。だって恋人と過ごすにはもってこいじゃん?」 「え?」 「だからー。さみいけど、肌と肌を重ね合わせ甘い吐息が…。」 「賢!渚に何聞かせてんだよ!」 「渚ちゃんだって、そういう体験したいよねー?」 「え!!?いや…その…。」 ぶっちゃけ言ったら初キスも誰ともしたことがない。 燐は…あるのかな…? 「燐もあるくせにーww」 「え!!?」 「…。ねーよ。」 「あはははは。だよなー。w」 何故か、ほっとした自分がいた。 Next→ _
/79ページ

最初のコメントを投稿しよう!

9人が本棚に入れています
本棚に追加